教育環境・設備

和學舎では、「子どもが主体的に学ぶための環境こそ、最良の“教師”である」と考えています。
そのために、空間の使い方や道具の選び方ひとつひとつに、子どもの自立と集中を引き出す工夫をこらしています。
京町家という空間
京都の町家を活かした木のぬくもりある教室は、どこか懐かしく、ほっと心が落ち着く空間です。 天井の高い土間や、和室の間仕切り、小さな中庭──そうした“本物の素材”と“日本の暮らしの知恵”が、子どもたちに豊かな感性を育てます。
モンテッソーリ的に整えられた環境
教具棚:すべての教材や道具が子どもの目線と手の届く位置に配置されています。
自分で選び、自分で戻す──そんな習慣が自然と身につきます。
整理された空間:活動ごとにゾーン分けされた環境。読みものコーナー、工作スペース、学習机など、
子どもが今やりたいことに集中できる工夫があります。
静けさへの配慮:活動を妨げない声かけルールなど、静かに集中できる空間を保つ工夫も大切にしています。
教具・教材・用具
モンテッソーリ教育に基づいた教具や感覚教材も随時取り入れています(言語・算数・文化分野など)
季節の手仕事・折り紙・絵画・読書など、五感を使った豊かな活動ができるよう、
素材や道具もこだわって選んでいます。
子どもたちが安全に扱える、丈夫で自然素材の用具を中心に構成しています。
空間そのものが子どもに語りかけ、 子ども自身の「育つ力」を引き出す。
それが、和學舎の教育環境のあり方です。